No.2

今回は、この前に続き、「飛行機の紹介、見分け方No.2」です。


今回は似たり寄ったりのワイドボディ機と、地方航空で使われている様な
小さな機種のご紹介です。
いずれも、日本でよく見かける様なものです。

(ここで使われている画像はウィキペディア・コモンズから引用しました。
いい写真がたくさんあるのでぜひ、行ってみて下さい。)

まず、 A330
publicdomain

エアバス社がつくった比較的新しいワイドボディ機です。
エアバス社が始めて作った旅客機、A300の後継機として、
A340と同時開発されました。

ライバルとしてはB777B767などがあげられます。

A330とB777,B767の見分け方


見分け方1
A330の主翼の裏をみてもらうとわかるのですが、
でっぱりというか棒みたいなものが沢山あるのがわかります。
これをフラップガイドといいます。
このフラップガイドの数がボーイング機のライバル達と異なるのです。
A330は大きいフラップガイドが4つB777B767はちっちゃいのが2つ
みただけで分かり数える必要がないように思われます。

見分け方2
B777は前回紹介したように、タイヤが3列です。

見分け方3
B777とB767に共通していて、さらにA330とちがうことは、
尾の垂直尾翼のつけねのラインです。
777と767はこの線がすこし下方にカーブして下っていっています。

著作者:221.20さん、このファイルはpublic domainです。<wikipediaのこのページ>

ボーインング767ー300↑
このファイルはpublic domainです。著作権放棄済み。<wikipediaのこのページ>
ボーイング777−200↑

ちなみに、エアバスにはフラップガイドの多い機体が結構あります。
それから、エアバスの機体は結構、尾っぽが水平なのが多いです。

A330とA340の見分け方
この前、340についてはお話しました。
エンジンの数の違いです。
一目瞭然ですね。(2つと4つ)


A300


著作者:Communi core by S.Fujioka さん,ライセンス:CC by-sa 3.0 :Communi core by S.Fujiokaさん<wikipediaのこのページ>
著作者:Eduard Marmetさん,ライセンス:CC by-sa 3.0,:Eduard Marmetさん<wikipediaのこのぺーじ>

うえの二つの写真は両方ともA300です。みてのとおりA300って結構古いんです。
300はエアバス社が最初に作った旅客機です。
ちなみに、300とは座席数のことを意味してます。

A340A330はその後継機です。
いまはA330A340が主流になってます。

A300とA330の見分け方
著作者:Arpingstoneさん,このファイルはpublic domainです。<wikipediaのこのページ>

この写真はA330-200です。

見分け方1
主翼先端についているウィングレットと呼ばれる小さな突起の有無です。
A300にはついていないんです。A330にはついています。

見分け方2胴体に注目して下さい。主翼のつけねです。
すこし角度によってはみえにくいですが、お腹がA330の場合
すこしポッコリふくらんでます。(A300はただポンと翼を差し込んだ感じ。)
いかにも翼がしっかりしているようにみえますね!
そのせいなのか、僕には比較しているとA330がなめらかにみえます。


違いはこんなところでしょうか?
ちょっと僕なりに紹介してみました。


ずーとみてると、これという理由もなく違いが分かったりします。


つぎは日本の地方空港などでよく見かける小型機

ボンバルディア社のCRJシリーズから

ボンバルディア社は世界トップクラスの旅客機メーカーで
カナダに本社があります。

このボンバルディアのベストセラーシリーズが二つあります。
CRJシリーズQ(DHC)シリーズです。

CRJシリーズ


作者: 221.20さん この画像はpublic domein <wikipediaのこのぺーじ>
CRJ-200ER

著作者:JOさん ライセンス CC by-sa2.5 <wikipediaのこのページ>
CRJ-100LR
著作者:Laurent ERRERAさん ライセンス CC by-sa2.0<wikipediaのこのページ>
CRJ-700


著作者:Huhu uetさん ライセンス CC by-sa3.0<wikipediaのこのページ>
CRJ-900

著作者:Laurent ERRERAさん ライセンス CC by-sa2.0<wikipediaのこのページ>
CRJ-1000

ご覧の通り、CRJには100、200、700、900、1000
があり数字が大きくなるにつれ長さも長くなります。

1000にいたってはA320B737にも対抗するそうです。

ちなみに日本航空は200
IBEXエアラインズは100、200、700

うしろにエンジンがついている双発です。(どれも)
タイヤは横から見て1列
みんなウィングレットがついてます。

CRJ100,200,700とCRJ900,1000の見分け方

明らかな違いがあらわれるのは
700900の間です。
700まではドアが前に1つ、主翼付近に非常口が1つあったのが
900からは非常口
が二つに増えています。

それ以上みわけるとなると、僕もはっきりいえません。(恐縮ながら)

とにかくたくさんみることが重要です。

慣れるまではこういう考え方はどうでしょう。

100200は同じ感じで短い。
9001000は細長〜い(これらは前述した通りほかのと区別できますね)
700はその中間で中途半端

ちなみに100200の区別はできません!
どなたか、この区別法知っている方はお知らせください!

でも日本航空は200しか使ってないので200とわかります。
そういうふうに航空会社で見分けるという手もあります。
(なのでアイベックス内では見分けがつかない)

長くなってしまったので、続きはNo.3でアップします。

No.3へ

著作者:Sabung.hamsterさん ライセンス CC by-sa3.0<wikipediaのこのページ>

CRJ-1000


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